ビジネスコラム

売れている起業家はソムリエを目指す

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sommelierこんにちは!
ビジネスプロファイラー高松です。

酒屋へ行くと様々なお酒があり
観ているだけで楽しめます。

中には、西洋の鎧の形をしたボトルまであります。

どのボトルもデザインに工夫を凝らしています。
その最大の理由は、ライバルの多さです。

たとえば、
ワインならイタリア産のものだけで
20万種類あると言われています。

もしかしたら、
全世界で100万種類近くはあるかもしれません。

これだけ沢山のワインの中から
自社のワインを選んでもらうには、
ワインの味が良いだけでは難しい。

あらゆる手を尽くして目立つ必要があります。

特に重要なのが
ボトルやラベルのデザインです。

強い販売ルートをつかみ
広告をばらまいても

これだけライバルが多いのですから
必ず他のワインと比較されます。

ところが、
ワインに詳しい人は非常に少ない。

しかも、
試飲させてくれるお店は少ないですから
ほとんどの人はボトルやラベルの印象で選びます。

印象で美味しそうかを推測するわけです。

味がわからないから
印象で選ぶしかない

私がワインを飲み始めた頃は
ボトルとラベルの印象で選んでいました。

昔、洋楽をジャケット買いしていましたが
(CDジャケットが気に入って買うこと)
それと同じです。

試飲すれば良いじゃないか
という意見もあるでしょうが
試飲コーナーがあるお店は意外と少ない。

あったとしても
試飲させてくれるのは
ハウスワインがせいぜいです。

ですから、
大抵は〝美味しそう〟
という印象で選ぶしかありません。

迷ったあげく、
買うのをやめることも多かったです。

〝美味しさ〟を言語化する

今でもワインを印象で選ぶことが多いのですが
たまにワインに詳しい店員さんがいることがあります。

そういうときは
ほぼ間違いなく高いワインを買ってしまいます(笑)。

店員さんのお話を聞いているうちに
「そのワインを味わってみたいな」
と思えてくるからです。

ちなみに
店員さんから売り込みをされたことは
一度もありません。

いかにお勧めのワインが美味しいかを
くどくなく、さらりと伝えてくれるだけ。

私にとって店員さんは
「ワインの美味しさを言語化して伝えてくれる人」です。

自分の商品のソムリエになれ

ワインの美味しさを言語化して伝えてくれる人を
ソムリエと言います。

日本国内に2万人強(2015年現在)います。

ソムリエの仕事はワインを提供するだけではありません。

ワインの入荷や保管、品質管理
グラスの管理
お客様に最適なワインの選定と様々です。

中でも重要なのが
ワインの美味しさを分かり易くお客様に伝えること。

あなたの商品はワインと同じです。

味わったことのない人は
商品価値がわかりません。

ですから、
あなたが自分の商品のソムリエになる必要があります。

そうすれば、
もっと買ってくれる人が増えてきます。

わたしは
ソムリエは究極のセールスパーソンだと思います。

実際に売れている起業家は
商品の価値を分かり易く伝える力が高い。

自分の商品のソムリエになりましょう。

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