ビジネスコラム

140年前には分かっていた「成功する起業家の要諦」

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classicbook
こんにちは!
ビジネスプロファイラー 高松です。

先日、呼吸の達人とお話をしていて
「世界は70年周期で動く」という話題になりました。

70年周期といえば
日本の起業ブームも同じ周期です。

はじめは1875年(明治)
文明開化が叫ばれ
産業の近代化が加速しました。

次に1945年(昭和)
戦争が終わり経済復興が始まり
そのままの流れで高度経済成長期へ。

そして、2015年(平成)
いわゆるフィンテックといわれる
金融とITの融合が話題になり
ベンチャーによる資金調達額も1500億円を超えた。

まさに現代は起業ブームの真っ只中。

ここで質問です。
現代と明治・昭和の起業ブームの違い何でしょうか?

その違いとは
現代は名家・商家の生まれではなくても
成功できる可能性があるということ。

明治・昭和は名家・商家の生まれでないと
成功はほぼ不可能でした。

当時は、国策として経済産業振興が重要であったので
一般庶民に任せられなかったからです。

結果、数々の財閥が生まれることになりました。

現代は
自由主義経済となり、またインターネットの発達や法改正で
極端に開業コストや顧客獲得コストが安くなり
誰でもビジネスができるようになりました。

今や専業主婦でも起業できる時代です。

ただし、
開業10年以内に100社中95社が廃業する
というデータがあります。

廃業の要因のうち90%が
知識とスキルの不足。

そして、
知識とスキル不足の問題を解決する
一番有効で安く済む方法が

ビジネスのことをよく分かっている起業家をお手本とすること。
できれば、カバン持ちをして
知恵を身体に吸収させることです。

実は、私は起業して最初の4年間はお手本となる先生がいませんでした。

その4年間はとても苦しく、
ずっとつまづいていた問題があったのですが
5年目からビジネスの師匠を見つけ
わずか3日で解決してしまいました。

一体あの4年間の苦労は何だったのでしょう(笑

ビジネスの問題の多くは
すでに経験し克服した人からすると
とても簡単に解決法が見えてしまいます。

ところが、
現役の起業家をお手本にするのは難しい

起業家を志す人
すでに起業家である人は
いま活躍している起業家から学びたいというのが本音でしょう。

実際に会える可能性もあるし
直接、教えてもらえる機会があるかもしれない。

ところが、
実際はうまく行かないケースが多い。

なぜなら、
現役の起業家から学ぶには
難しい理由があるからです。

難しい理由1:そもそも教えることができない

活躍している起業家ほど
なぜ自分が成功しているのか説明できません。

自分の成功パターンを分析するのが構造的にほぼ不可能だからです。

なぜなら、
人間の思考には必ず盲点が生まれるからです。
盲点に隠れて自分の〝真の成功パターン〟が見えない。

だから、教えられません。

難しい理由2:展開が早すぎて理解が追いつかない

それなら、カバン持ちでもして
目で見て盗んでやろうという発想がありますが
それもまた困難です。

なぜなら、
起業家はとにかく朝令暮改だから。

1時間前に決めたことを平気で撤回します。
それが起業家です。

現代は変化のスピードが猛烈に早いので
状況の変化が分かれば
すぐに行動に反映させないと失敗します。

そのスピードは凄まじく
わたしもそばで見ていて
「凡人にはついて行くのは無理」と感じました。

ただし、
凡人であっても根性で食らいつければ話は別かも知れません。

難しい理由3:起業家自身が伝える時間がない

それなら、
「根性を出して食らいつけ!」
と思う人がいるかも知れません。

ところが、私が言うまでもなく
相手がそれを許してくれないでしょう。

忙しいからこそ、
利益に影響が出る幹部以外には
なかなか時間をつくれません。

成功する起業家が心得る
〝学びの方程式〟

では、
上記の3つの理由を克服し
学びを成功させ利益へ換えるにはどうしたら良いか?

もちろん、
現役で活躍中の起業家に学ぶことは最低条件です。

その上でプラスアルファが必要です。

正直、わたしはそのことに中々気づけませんでした。

なぜ、
同じ師匠についているのに
飛躍的に成果が出る人とそうでない人がいるのか?

その答えは、成功した起業家・経営者の方たちが口をそろえて言っていることでした。

「古典に学べ」

つまり、
学びの方程式【手本となる活躍中の起業家+古典=成功の要諦の体得】

時代を超えて継承されてきた古典は
いつの時代にも通用する原則を教えてくれます。

活躍中の起業家をお手本にするだけでは
見えなかった法則性が
古典を学ぶことで見えてきます。

経営者が「孫子」や「陽明学」などを好んで学ぼうとするのはそういうことです。

明治時代の古典に
成功する起業家の要諦が暴露されていた

ある時、古典にあたって大きな発見がありました。

既に明治時代には
成功する起業家の要諦が明らかになっていたのです。

それを明らかにしたのは〝福沢諭吉〟。

彼は啓蒙家と思われていますが
その実態は起業家です。

実績を見てみると……

・洋書販売の先駆けである丸善の設立に関与
・横浜正金銀行を世界の三大為替銀行の1つへ育てた
・三井銀行(現:三井住友銀行)の近代化を成功
・産経新聞(当時:時事新報)を設立
・慶應義塾を創設

今も残る数々の名門企業の創業に関わっていることが、その証拠。

彼の言う成功する起業家の要諦とは

学びて富み、富みて学ぶ

福沢諭吉は〝知性〟を磨くことで
富みが得られると教えてくれています。

そして、得た富みでさらに学びを深めよ
そうすれば、富みがさらに増す
と説いています。

実際、
活躍している起業家はよく働くだけでなく
よく学びます。

学びに時間やお金を投資します。

学びとは、テクニックやノウハウ的なものではありません。

むしろ、億単位で稼いでいる起業家たちは
テクニック・ノウハウに興味がありません。

ある程度のレベルに到達すると
テクニック・ノウハウでは他社と差がつかないからです。

ある程度以上の起業家は
視点を広げることや
教養を深めることに投資します。

ちなみに、
テクニックやノウハウは知性ではありません。

テクニック・ノウハウはパターンの習得に過ぎないからです。
いくら上手に同じ事を繰り返せても
知性があるとはいえません。

ロボットでも代替できるからです。

つまり、
パターン化されたものをいくら学んでも
知性は磨かれない。

では、知性とは何か?

それは次の3つです。
・情報をバランスよく受け取るための感性
・自ら新しいものを生み出す創造力
・意図を分かり易く伝える表現力

3つの知性は言葉に現れる

3つの知性が一番現れるのが言葉です。

普段、どれだけ知性を磨いているかが言葉に現れます。

以前、「達人は無駄・無理な発言を嫌う」
という旨のことを記事に書きましたが

達人は知性が言葉に現れることを
経験的に知っています。

活躍する起業家で達人に近い人たちがいます。

彼ら彼女らも言葉には気を遣います。

そして、
言葉を大切にする起業家は
優良顧客に恵まれています。

目先のお金になることばかりするのではなく
知性を磨く時間をとらなければ
いつまで経っても優良顧客はつきません。

ある程度、稼げるにもかかわらず
伸び悩んでいるなら
知性を磨くことが突破口になります。

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