『ビジネス脳タイプ診断』とは
社長・個人起業家が最大限のポテンシャルを発揮するポイントを発見するための診断です。
社長・個人起業家にとって
「自分のポテンシャルを引き出せるか」というテーマは、売上・利益に直結するだけでなく事業の存在価値に関わることです。
ところが、
「ポテンシャルが発揮できないのは、マインドセットの問題だ。」
あるいは、「メンタルブロックがあるからだ。」と問題点がすり替えられることが多く
結局、
マインドセットを学んでもメンタルブロックを外しても
「何が変わったのかよくわからない。」
「少しは良くなったけど十分効果は無かった。」
という社長・個人起業家が多いというのが現状です。
ここでは、こうした問題点のすり替えをせず、真っ正面から「ポテンシャルを引き出すにはどうしたら良いか」を解説していきます。
あなたのビジネスの成長を加速させることにつながる内容ですので、是非、最後までお読み下さい。
1.自分のポテンシャルを引き出せる人・そうでない人
2.ポテンシャルを引き出す〝脳のスイッチ〟がある
2.1 自分の〝脳のスイッチ〟を知らないから成果が安定しない
3.ポテンシャルを発揮できなくさせる2つの原因
3.1【原因1】〝脳の状態〟
3.2 脳の状態は伝染する
3.3【原因2】〝脳の使い方〟
3.4 脳には『成功回路』と『失敗回路』がある
4.〝脳の状態〟が良く『成功回路』がオンの状態が本来のあなた
5.ビジネス脳タイプ診断でポテンシャルを最大限に発揮する
5.1 エネルギーを向ける方向性を決めている『情熱タイプ』
5.2 得意・不得意を決める『情報処理タイプ』
1.自分のポテンシャルを引き出せる人・そうでない人
「あの人はなぜモチベーションが途切れることなく
しかも楽しげに高い成果を出し続けられるのだろう? 」
あなたにそんなことを思わせる起業家や経営者が一人・二人はいませんか?
あるいは、ご自身の体験として
「なぜ、あの時はあんなに上手くできたのだろう?」
という経験はありませんか?
この2つの根底にある疑問は、
「どうやったらハイパフォーマンス状態になれるのか?」というものです。
この疑問の答えを知らない人は、
商品・サービスの質が高いのに高額商品が売れなかったり、魅力あるビジネスなのに集客で苦労していたり、スランプに陥ると抜け出すのに時間が掛かったりします。
一方で、答えを知っている人は、価値観を共有できてお金払いが良いお客様に応援され積極的に広告しなくてもお客様に魅力が伝わったり、いつでも自然体で軽やかに力を発揮できたりします。
もし、あなたが後者のようになりたいという思いを少しでもお持ちなら、この記事はあなたの役に立つことでしょう。
2.ポテンシャルを引き出す〝脳のスイッチ〟がある
それでは、
これから「どうやったらポテンシャルを引き出しハイパフォーマンス状態になれるのか?」という疑問を少しずつ紐解いていきます。
まず、あなたに知っておいて欲しいのは誰にでもハイパフォーマンス状態になる〝脳のスイッチ〟があるということです。
そのスイッチをオンにすれば今までの限界を自然体でサラッと突破することも夢ではありません。
逆に、次のようなことも言えます。
自分の〝脳のスイッチ〟を知らないから成果が安定しない
ビジネスでは「ポテンシャルをいかに発揮できるか?」が非常に重要なテーマになります。
書店のビジネス書コーナーに行きフロー、ハイパフォーマンス、潜在能力、潜在意識の力、脳科学、目標達成などのキーワードをよく目にするのは「ポテンシャルを発揮したい」という人が多いことを示唆しています。
そんなニーズを最も感じやすい場面の一つが、セールスです。
私のクライアントであるコンサルタントYさんは、成約が思うように決まらず売上で苦しんでいました。
Yさんが売上で困っていたのは、Yさんのコンサル品質に問題があったわけではありません。
むしろ、Yさんのコンサルスキルはしっかりしており人柄も温和で誠実でありこれまでの実績も問題ありません。
それにも関わらず、
Yさんはある時期から成約が決まらなくなったのです。
いわゆる〝スランプ〟状態です。
Yさんの成約率は20%(5件に1件しか決まらない)を切り、とても苦しい状態でした。
コンサルタントという仕事は、既存クライアントにいかに成果を出してもらうかを常に考え続けねばならず、セールスに時間を割くことがあまりできません。
ですから、最低でも50%程度の成約率がないと売上が苦しくなっていきます。
実際、Yさんがスランプに入る前の成約率は60%〜70%の間にいました。
しかし、
Yさんはある時期から急に成約率を落としていきました。
活路を見いだせないYさんは頭を抱えてしまいました。
「なぜ成約できなくなってしまったのだろう…。」
「自分の力をいつもの自分程度で良いから引き出せたら…。」
ちなみに、こういう事はYさんのようなコンサルティングビジネスだけに起きるわけではありません。
あらゆるビジネスで頻繁に起きています。
例えば、
心理セラピストの場合は、初回のセッションでセラピストが実力を発揮できないと次はありません。
もちろん、コーチングなどの対人支援型の専門業種は全て同じです。
また、セールスの場面に限らずメルマガやブログなどのライティングでも同じです。
あまり時間も力も掛けていない文章なのに集客できてしまう事があれば、何日も掛け苦労してやっと書いた文章なのに全く集客できない事があります。
これはどれだけ頑張ったかではなく〝どれだけ自分のポテンシャルを引き出せていたか〟の違いによるものです。
今、これをお読みになっているあなたは
「自分のポテンシャルを引き出せている」
と自信をもって言い切れるでしょうか?
もし、そうでなければ言い切れない原因を知っておく必要があります。
3.ポテンシャルを発揮できなくさせる2つの原因
あなたのポテンシャルを発揮できなくさせる原因は2つです。
1つ目の原因は〝脳の状態〟で、
2つ目の原因は〝脳の使い方〟です。
これら2つの原因についてよく知っておくだけでも様々な状況であなたはポテンシャルを発揮できるようになります。
それではそれぞれの原因についてもう少し詳しく解説します。
【原因1】〝脳の状態〟
〝脳の状態〟と行動の量には深い関係があります。
良い状態だと行動量が適切になり、悪い状態だと行動量が過剰になるか極端に行動量が減ります。
この行動量に関してとても勘違いされやすい教えがあります。
それは、世界的なコンサルタント ダン・ケネディが説いた『大量行動の原則』というものです。
不可能と思うことでもチャレンジすることをリスト化して片っ端から取り組め!という教えです。
この教えを知って「日々、やるべき事で精一杯だ。これ以上どうやって頑張れと言うんだ…。」と思う人もいるでしょう。
ただ、ここでよく考えてみてください。
ダン・ケネディは決して休まず働き続けよとは言っていません。
にも関わらず、
過剰に働けば成功すると勘違いする人が後を断ちません。
1日の適切な行動量(ペース配分)には個人差があって当然です。
それを超えると疲れてパフォーマンスがどんどん落ちていきます。
ダラダラ長時間、仕事を続けると低い成果しか生み出せないのは日本のホワイトカラーの生産性が先進7カ国で最下位であることがこれを証明しています。
一方で、行動量が少なくなりすぎている場合はどうでしょうか。
「どうしてもやる気が出なくて手がつかない。」という人も中にはいるでしょう。
これも明らかに〝脳の状態〟が悪いと言えます。
直接的な原因は様々ですが、一つ言えることは脳にストレスが掛かりすぎていて脳全体の機能が落ちているのです。
〝脳の状態〟は伝染する
一見、後者の方が、問題が大きいと思われがちですが、どちらも深刻さという点では似たり寄ったりです。
まだ、強制的に休息状態に入っている後者の方がビジネスという点ではマシかも知れません。
なぜマシなのかというと、人の脳の状態というのは周囲の人に伝染するからです。
伝染させているのは『脳のモノマネ細胞』です。
『脳のモノマネ細胞』というのは、1996年にパルマ大学の教授ジャコモ・リゾラッティらのが発見した『ミラーニューロン』という脳神経細胞のことです。
『脳のモノマネ細胞』は自動的に相手の脳の状態をコピーします。
どういうことかと言うと、
あなたの近くで誰かがイライラしているとあなた自身も落ち着かなくなったり、イライラしてくるという経験をしたことがあるでしょう。
これが『脳のモノマネ細胞』の機能なのです。
もし、あなたの脳が疲れていてやる気が出ない状態なのに無理に気合いで誤魔化していたらどうなるでしょうか?
目の前にいるお客様の脳にその状態が伝染し
「良い商品なんだけど、なぜか買いたいという意欲が起きない。」となってしまいます。
このように、無理に行動するくらいなら休んでいる方がマシということが現実にはあるのです。
ですから、
〝脳の状態〟を整えることはとても重要なのです。
【原因2】〝脳の使い方〟
私たちがポテンシャルを発揮できない原因の2つめは〝脳の使い方〟です。
自分にとって得意な〝脳の使い方〟があります。
例えば、
「考えてから行動すると、スムーズに仕事がまわる。」という人がいます。
一方で、
「考えずに行動した方が上手く行きやすい。」という人がいます。
このように得意な〝脳の使い方〟には個人差があります。
脳には『成功回路』と『失敗回路』がある
そして、自分にとって得意な脳の使い方があるということはその脳の使い方に対応した〝脳の回路〟ができているわけです。
この回路を『脳の成功回路』といいます。
もし、
何かのきっかけで不得意な脳の使い方になってしまう〝脳の回路〟が作動してしまうと失敗する確率が途端に上がります。
この回路を『脳の失敗回路』といいます。
なお、多くの場合は完全に『脳の失敗回路』に切り替わるわけではないので
中途半端なパフォーマンスの状態が続きます。
多くの人は、この中途半端なパフォーマンス状態を〝いつもの自分〟として認識してしまっています。
ここからさらに、完全に『脳の失敗回路』へ切り替わるとYさんのような完全なスランプ状態に陥ります。
このように私たちがポテンシャルを発揮し切れないもう一つの大きな原因は『脳の失敗回路』を使っているからです。
4.〝脳の状態〟が良く『成功回路』がオンの状態が本来のあなた
ここで私が強く強調しておきたいのは〝脳の状態〟が良く『脳の成功回路』がオンになっているときが本来のあなただということです。
今まで苦労してやっとできていたことが、本来のあなたに戻ることでストレス無く高い成果を出せるようになっていきます。
しかも、自分の最適なペースで行動が維持されるので何かに急き立てられるような焦りはなく、仕事の取りかかりで重たい気分になることもありません。
その上、がんばろうと思わなくても能力が発揮されるので軽やかにどんどん仕事が片付いていきます。
このように〝脳の状態〟を整え『脳の成功回路』を知り、オンにすることであなたのビジネスの成長が加速します。
5.ビジネス脳タイプ診断でポテンシャルを最大限に発揮する
自分の『脳の成功回路』を知り具体的なスイッチは何かを診断するのが、『ビジネス脳タイプ診断』です。
『ビジネス脳タイプ診断』では脳の成功回路を10の項目に分類し診断します。
10の項目とは、
『3つの情熱タイプ』と『7つの情報処理タイプ』です。
エネルギーを向ける方向性を決めている『情熱タイプ』
無意識に活動のエネルギーを向けてしまう方向性が存在します。
なぜその方向性に向かってしまうのかを本人も合理的な説明ができません。
このように、どうしてもエネルギーが向いてしまう方向性が3つあることがわかっています。
これを『情熱タイプ』と言います。
あなたは自分の『情熱タイプ』を知ることで、ターゲットにしている顧客像があなたにマッチしているのか?
事業コンセプトや商品・サービスがあなたの情熱をわきたたせるものなのか?が判明します。
得意・不得意を決める『情報処理タイプ』
どのような取り組み方をすれば能力を発揮しやすいかは大きな個人差があります。
高額を払って学んだノウハウ・テクニックをいつまでも上手く使えるようにならない理由がここにあります。
つまり、自分にとって成果を出しやすい取り組み方がわかれば、あなたが今まで学んだノウハウ・テクニックも生かせるということです。
この能力発揮の個人差を7つに分類したものを『能力タイプ』といいます。
『ビジネス脳タイプ診断』は、以上の10項目を診断しあなたのポテンシャル発揮のスイッチを発見します。