ビジネスコラム

時代が求める社会的リーダーのマインドセット

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20851978_s_3人喜びこんにちは!
ビジネスプロファイラー高松です。

今、社会的リーダーが求められています。

社会的リーダーとは
ひとり一人の個性を尊重し
強みの相互作用がはたらく〝場〟を作り
新しい価値を創造する存在です。

「私についてこい!」という
前時代的なリーダーシップは
求められなくなっています。

その理由は情報爆発です。

2000年頃から
3年ごとに5倍のペースで
情報が増えています。

かつて、
一部のエリートしか知り得なかった情報が
インターネットで無料で公開されています。

これによって
一部の人だけが知り得た情報をもとに
人々を導くというかつての構造が崩れました。

そして、
AI(人工知能)の登場により
指示に従い単純労働するだけの人たちも
不要となりつつあります。

今、私たちが求められているのは
情報を組み合わせ
ひとり一人の個性を掛け合わせて
新しい価値を創造する力。

つまり、
創造力と場づくりの力です。

経営学者のP・F・ドラッカー
既に30年近く前に
このような時代が来ることを
予見していました。

創造力を高めるには?

今回は、
創造力にフォーカスします。

創造力については、
哲学者デューイがヒントを残しています。

「為すことによって学ぶ」
(learn by doing)

実際にビジネスや生活の場面で
直面した問題に対して
解決の仮説を立て実行すること。

机上のシミュレーションでは
人は本気になりません。

本気にならないとは
脳がはたらかないということ。

脳は筋肉と同じで
はたらくほど賢くなっていきます。

脳に本気になってもらうには
現実の問題に取り組むことです。

現実の問題を解決しないと
あなたか誰かが痛みを被ります。

脳は痛みをありありとイメージしたときに
はたらきを活発化させます。

すると、
アイデアが浮かび出します。

それを試しに実行してみる。

そして、実行の結果をみて
さらに優れた打ち手を考え試す。

これの繰り返しで
脳の創造力は高まります。

「創造とは問題解決の延長線上にある」

創造力を高めるマインドセット

創造力を高めるマインドセットがあります。

「いま在るものを活かす」
というマインドセットです。

創造力がはたらきにくい人は
「自分は何か欠けていて
それを補って完全になる」
という視点を持っています。

現実、何か欠けているところがあっても
全てを埋めることは不可能です。

私がこれまで接してきた
ハイパフォーマーの人たちは
「欠けている」という視点ではなく

「在るもの・既にもっているもの」
にフォーカスして
在るものを組み合わせて成果を出す
ということを徹底していました。

私の普段の活動の中では
言語パターンを上手く使って
優れたマインドセットを
脳にインストールする方法を
お伝えすることもしています。

 

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