※写真の人物はモデルです。記事に登場する人物とは関係ありません
高松です。
自伝的に「ポテンシャルを発揮するカギ」をお伝えする第7回です。
自伝なので私の人生に沿って書いています。
興味の無い方はさっとページを閉じてください。
今回は「政財界の大物からの学び」です。
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→前回はこちら
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私は高いゴール設定をしたことで
それに相応しい人達が私の目の前に続々と現れ始めました。
グローバル企業の経営者
政財界の大物
オリンピック選手が教えを請いに来るような体術の達人
など
それまでの人生から一転して
出会う人達がガラッと変わりました。
そして、私はその方々と出会えたチャンスをモノにしようと真剣でした。
ここで「大物とのご縁をモノにしよう」というと、
すぐビジネスに結びつける方がいらっしゃいますが
私はそうはしませんでした。
『その方々の生き方から学ぼう』と思ったのです。
私は自分の利益のことばかり考える人間が嫌いです。
とても卑しくて醜いと感じます。
ですから、
私は〝学び〟に重点を置きました。
そのように彼ら彼女らと接し続け、ある大きな発見がありました。
私がある政財界の大物(以下、先生)に質問をしたときです。
次のようなやりとりをしたことを今でもハッキリと覚えています。
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→私(高松)
「国家を動かすほどの影響力を持つということは、軽々しい決断はできないでしょう。」
「これまでの業績を伺いますと、的確な決断によって成功されているようにお見受けします。」
「どうやってそのような決断力が身に付いたのですか?」
すると、しばらく先生は考えて静かに話し始めました。
→先生
「決断というのは日々の試行錯誤の末にある。」
「考えた構想をすぐに実行しても失敗することが多い。」
「まず私は構想を考えついたら色々な人に話をする。」
「そして、話している間に、自分が感じていること・考えていること・言っていることの3つが一致するときがある。」
「そのとき、構想が本当の意味で完成したことになる。」
「それまでは決して行動を起こさない(決断しない)。」
→私
「なるほど!感覚・思考・言葉の〝一致感〟が重要なのですね!!」
→先生
「〝一致感〟か。的確な言葉を使うな君は。」
→私
「有り難う御座います。私も一致感を大事に構想を組み立てることにします。」
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この発見は、私がビジネスをするとき、コンサルティングするときなど様々な場面で今も生きています。
私のコンサルティングは特にこの〝一致感〟を大事にしています。
経営哲学・理念・事業コンセプト・マネジメント・商品コンセプトの全てに一貫性と一致感をつくっていきます。
すると、これまで頭打ち感を感じていた社長でも
パッと光が射して道筋が見えたかのように表情が明るくイキイキとし始めます。
このような状態になった社長たちは
お客様に感謝されながら月商を5倍にしたり
今までなら出会えなかった優良顧客に囲まれ
創業以来最高利益を出したりなど
ポテンシャルが最大限に引き出され成長スパイラルに乗り始めます。
そして、私自身もクライアントが成功・成長することで自分の仕事に誇りとやり甲斐をさらに感じるようになり、さらに素晴らしい志をもったクライアントに出会うという良い流れに乗ることができるようになりました。
このような体験を通して
私は「想いと行動を一致させる経営哲学の重要性」を深く自分に落とし込んでいきました。
次回は、「経営哲学が利益の源」についてお伝えします。