こんにちは!
ビジネスプロファイラー高松です。
今までに一度くらいは
「達人になりたい」と思ったことはありませんか?
私はあります。
私はとても幸運に恵まれているのですが、
これまでの仕事人生で
3人のビジネスの達人のそばで
彼らの仕事ぶりを間近に見る機会に恵まれています。
また、
ビジネスだけではなく
武道の達人にも出会っております。
そのうちお一人からは
稽古のお相手をしていただきました。
他には
お茶の達人
着付けの達人
絵画の達人ともご縁をいただいています。
達人というと文化人のように思われるかもしれませんが
彼ら彼女らは極めて優秀な起業家でもあります。
ちなみに、高額な起業塾で
マスターマインド塾と命名されることが多いのは
達人に近づこうという思いの現れです。
達人のように1つを極めると
他の分野でもずば抜けた成果が出せるようです。
そうでなくては
達人とは呼べないと。
私はそんな達人たちとの出会いの中で
ふと面白いことに気がつきました。
それは
「達人にとって、言葉と行動の関係はあ・うんの呼吸と同じだ」ということ。
達人は無駄・無理な発言を慎む
あうんの呼吸の「あ」(スタート)に当たるのが言葉であり
「うん」(ゴール)に当たるのが行動です。
「あ」の発声が崩れると
「うん」の発声も崩れます。
達人が事を為す(事業も含めて)際に
大切にしていることは
無駄・無理な発言を慎むこと。
なぜなら、
無駄・無理な発言は
無駄・無理な行動につながることを
達人たちは経験的に知っているからです。
達人にとって
発言と行動の関係は
「あ」と「うん」の関係と同じなのだそうです。
達人たちは〝あ・うん〟の法則で高い成果を生む
達人たちは
何かを為そうとする前に
徹底して準備に力を注ぎます。
ある達人が言うには
「準備9割9分、行動1分」だそうです。
「あ」の発声が完璧ならば
「うん」の発声は放っておいても完璧になるということ。
これが〝あ・うんの法則〟です。
「あ」の発声を完璧にするには、
技術的なものだけでなく
そのときの場の空気感や
周囲の人たちの状態まで関係してきます。
ですから、
達人は自分も周囲も準備が整うまでは
発声しない(物事を動かさない)ことを徹底しています。
重要なのは
準備が整ったかどうかを見極める眼を持つこと。
準備が整ったことを知らせる〝サイン〟がある
準備を続けていると
あるとき「整った」ことを知らせるサインが来るそうです。
サインの代表的の1つが〝言葉〟。
「これだ!」という言葉がやってくるそうです。
その言葉を掴んだら
あとはそれを周囲に発するだけで
物事が自然に動き出すそうです。
それも、驚くほどスムーズに。
予想外に高い成果が生まれることも希ではないそうです。
成果の質は言葉の質
脳科学の観点において
〝言葉〟は思考の結果です。
為そうとすること、
伝えたいことに相応しい言葉が
見つかったということは
質の高い思考が組み立てられたことを意味します。
質の高い思考という土台があるからこそ
その言葉が人に伝わったとき
人を動かすのでしょう。
達人でなくても
言葉の質を高められる
達人のように優れた感性を持ち合わせていなくても
言葉の質を高めていくことはできます。
まずは
自分の言語パターンを分析することです。
物事が上手くいっているときは
大抵、ある言語パターンになっています。
一方で
物事が失敗するときに特有の言語パターンがあります。
これらを把握しておけば
あなたは達人でなくても
言葉の質をコントロールすることができます。
あなたは
自分の言語パターンを観察していますか?