こんにちは!
ビジネスプロファイラー 高松芳光です。
販売心理学やマーケティングの世界では
『人は快楽を求め、不快を避ける』
と言われていますが、
重大なことを一つ見落としています。
このたった一つの見落としのせいで
あなたなどんなに素晴らしい商品を
扱っていたとしても伝えるプロセスで誤解
が生じ、受け取り手を嫌な気分にさせることがあります。
「あのインターネット上の縦長のページ
(ランディングページ)が嫌い。」
という声が聞かれるのはその最たる例です。
たった一つの見落とされていることとは
『人は自分の快楽や痛みの回避よりも
強い感情がある』ということ。
例えば、親は自分のご飯を我慢してでも
子供に美味しいものを食べさせようとします。
自分の身を犠牲にしてでも子供を危険から
守ろうとします。
これは親子関係だけではありません。
一般の交友関係においても
自分よりも友人の喜びを優先する様子が
しばしば見られます。
つまり、人間には自分の快楽や不快の回避
よりも、人とのつながりを大切にしたい
という根源的な欲求があります。
この欲求が強いからこそ
人間は社会をつくり
食物連鎖の頂点に立てたと言えます。
この脳タイプをわたしは『調和型』と呼んでいます。
世の中に溢れている宣伝・広告やセールス
が疎まれるのは、この『調和型』の観点を
無視しているからです。
このように3つ目の脳タイプがあることを
知った上で発信するメッセージを設計すること
で売上・利益に大きなプラスの影響を与える
ことは、言うまでもありません。